アルプス酵母と氷温熟成が生み出す
風味豊かな



純米吟醸酒

「Yeast Alps Special」

Yeast Alps Special「清酒アルプス酵母スペシャルブレンド」は、代表自身が開発に関わり、一時期コンテストを席巻した酵母「アルプス酵母」、バナナのような香りとキレのあるリンゴ酸を多く作り出す「長野R酵母」、高い吟醸香を生成する「長野D酵母」の3種の酵母で発酵させた酒をブレンドした日本酒。それぞれの長所を組み合わせるとともに氷温熟成により「まろやかで、風味豊かな」日本酒ができあがりました。氷温貯蔵で日本酒のビンテージを創ります。

吟醸酒用酵母の魁。この酵母は、協会9号系のため酒の味もしっかりと出ます(長野食工試研報, 17,52-55(1989))

吟醸香を多くつくる、
吟醸酒用酵母の集大成(醸協誌、103、517-524 (2008))

偶然分離された、バナナ香とりんご酸を 多く作り出す酵母です(J. Biosci. Bioeng., 90, 675-677 (2000))

育種酵母
(アルプス酵母)

平成の初めに育種された吟醸酵母の魁です。当時はそのリンゴ風の香りで全国新酒鑑評会等、コンクールを席巻しました。長野県内の多くの酒蔵で利用されました。またアルプス吟醸酒として県内蔵元の統一規格(統一ラベル、統一瓶、アルコール13%、美山錦使用)で売り出され、長野オリンピックでも販売されました。現在ではより高い吟醸香を生産する酵母が普及したことで、国内のコンクール用に使用されることは少なくなりましたが、この酵母を用いた酒が国外で高い評価を得ました。その仄かな香りのファンもあり、長野県内の酒蔵での利用もまた増えつつあります。(県内18蔵で使用)。

味センサによる分析
(味の見える化)

平成5年信州博(松本市)で、きき酒ロボット(味センサ)を出展して以来、九州大学等と味の見える化に取り組んでいます(味センサ発明者の九州大学 都甲名誉教授((下)と)